どんとこきな展開を望むなら、このチームには期待してもいいんじゃろうか。
三菱重工で常務執行役員格を勤めた福泉靖史氏がZettaJouleに副社長として参画したニュースだが、これはただの“人材の入れ替え”ではなさそうだ。HTGR技術を世界に広めるという壮大な目標を達成するため、世界のトップレベルの専門家チームが構築されているからだ。
このHTGR(高温ガス炉)は、安定した出力と高い安全性、そして最大950℃という出力温度が魅力。脱炭素化を急ぐ産業界だけでなく、Big TechやOil Major企業も注目している“脱炭素の鍵”として、西側諸国で期待されている。
ZettaJouleは、このHTGR技術をベースに、米国を筆頭とする分散型エネルギー市場への商業展開を目指している。このチームの結束力と技術力があれば、日本が誇るHTGR技術を世界に広め、脱炭素社会の実現に貢献する可能性を秘めている。 どっちがなんだか分からないけど、期待して見守りたいところだ。